(1) 「Bass Play Mode」で「Auto Play」が選択されていると、背景がオレンジ色の「Bass AutoPlay SubMenu」が表示されるよ。
(2) Auto Playでは「Hits」と呼ぶ1拍あたりの16分音符4つのON/OFFパターンを基本単位として扱うよ。Hitsは数学的には16通りあるんだけど、beat感をしっかり出すために拍の先頭は必ずONにしているので8通りから選んで使うよ。
(3) 「Hits 'A'」はBassパートの基本となるHitsを1つ決めるよ。どれを選ぶかで曲のgrooveが決定づけられるのでとても重要なoptionだよ。「Hits 'B'」も選べるようにしたよ。従来どおりBはランダムでいいという場合は「Random」を選べばいいよ。
(4) 「Hits Change」は1小節の中にどんな順番で4つのHitsを並べていくかを指定するよ。A, B, Rの記号は、それぞれ選択されたHitsを表しているよ。AとBには「Hits 'A'」「Hits 'B'」で選択したものが入るよ。Rはその都度ランダムに選ばれるHitsだよ。「Random」の表示があるものは「Hits 'A'」の選択に関係なく、毎拍ごとにランダムにHitsを変えていくよ。by 2, by 4の場合は、2拍、4拍ごとの変更になるよ。
(5) 「Other Hits」は使用するHitsを選別するよ。commandkeyを押しながら複数行をclickしていって、グレーに反転したHitsの中からのみRにはいるHitsが選ばれるよ。使いたくないHitsはここで除外することができるよ。また、ここで1つしかグレー反転させなかった場合は、それが必ずRに選択されるので、A,B,Rをすべて指定して作りたい場合はそうするといいよ。
(6) 「Using Notes」は各Hitsで「★」と指定されたtimingのときに、chord構成音のうちのどの音を鳴らすかを決めるための母集合を定義するものだよ。これもcommandkey + clickで複数行選択できるよ。ここでRootや5thばかりを選択しておけばパワーコードのような無難な音程でフレーズが生成されるし、3rdやTensionを多めに混ぜて選択すると不協和音っぽい響きを含んだアクの強いフレーズが生成されるよ。何も選択しなかった場合は、Root音のみのフレーズが生成されるよ。
(7) 言葉で説明すると非常に難解になるけど、要はコードに沿ったさまざまに変化するベースラインを勝手に作ってくれる仕組だよ。よくわからない人はデフォルトのままでも十分使えるフレーズが生成されるからそのまま使えばいいよ。
(8) これも再生中に変更してもすぐには反映されないよ。いったん演奏をstopして、再度playしたときから反映されるよ。