(1) Drum Patternに「Ax, Bx, Ay, By」のどれかを選んでいると、Fill-inが自動的(automatically)に付加されるよ。ほかのDrum Patternは6 instrumentsだけど、この4つのパターンは上の4 instrumentsのみを使用するよ。
(2) 「Fill-in EDITOR」をclickするとエディター画面が開くよ。そこに表示されているTextを直接editする方式になってるよ。
(3) 「@Ax, Bx@」と表示された行の下に続いているのが「Ax, Bx」のDrum Patternに付加されるFill-in Patternだよ。さらに下の「@Ay, By@」と表示された行の下に続いているのが「Ay, By」のDrum Patternに付加されるFill-in Patternだよ。Fill-inについてはAとBの区別はないよ。
(4) 各行は先頭を表す「#」記号に続けて、コンマ区切りの半角英数字を32個入力するよ。前半16個が1つのinstrument part用のパターンで、後半16個がもう1つのpart用だよ。つまり、1行で2パート1小節(16分音符x16)分のデータを入れるわけだよ。ちなみに音の強さ(velocity)は110で一定だよ。
(5) 入力する数字は各drum instrumentのインストnumberだよ。「High Tom」なら50、「Ride Bell」なら53のように決まってる数字だよ。この数字を参照できるように画面の上にselectorをつけているから、それを見ながら入力するといいよ。selector自体は何の動作もしないよ。
(6) 各タイミングですべて異なるdrum instrumentを鳴らすことも可能だよ。なので、同時になる音数が1つだけのFill-inなら、実は前半16個だけで入力できちゃうよ。その場合、後半16個は全部0でもいいし、入力せずに前半16個だけで行を終えても大丈夫だよ。
(7) 「Ax, Bx」と「Ay, By」の使い分けで推奨するのは、xは短く少なめのFill-in(small)で、yは長く多めのFill-in(big)にすることだよ。曲の小さな区切りでAx, Bxを使い、大きな区切りでAy, Byを使うというイメージだよ。
(8) 作ったFill-in Patternのデータはcookieに保存できるよ。「SAVE」buttonをclickすれば保存されるよ。「LOAD」buttonをclickすると既に保存しているcookieからFill-in Patternを読み込むことができるよ。Demo Songなど他人の曲を読み込んで再生したときは、その曲で使われているFill-in Patternがloadされているよ。それを自分のパターンに戻したいときに「LOAD」buttonを使うというわけだよ。
(9) どのFill-inが選ばれるかは「PLAY」をclickしたときにrandomで決定されるよ。曲の中にたとえば複数の「Ax」を指定している小節がある場合、それぞれでrandomに選ぶので同じFill-inになる場合もあれば、異なるFill-inになる場合もあるよ。ただ、曲全体をループしてるときは1回目と同じデータを再生するので、Fill-inが毎周変化するというわけではないよ。