(1) 各小節ブロックが表示されている部分は「Display Mode」selectorを使って表示状態を5段階に変更することができるよ。場所は第1小節ブロックの左側の細いタイトルバーの部分にあるよ。
(2) 初期状態では「STANDARD」というモードが選ばれているよ。これは今までみんなが見てきたいわば「普通」の状態だよ。
(3) 一番上の「CHORD」を選択してみてよ。タイトルバー以外すべてがたたみ込まれてしまうでしょ。この状態だとコード進行だけを数多くの行数見ることができるので、長い曲を作ってコードをいっぱい打ち込む必要があるときなんかに便利だと思うよ。この状態でももちろんコードを入力することができるよ。
(4) 「CHO&CLK」を選択してみてよ。今度はその下の現在playしているtimingを示すradio buttonも表示されたでしょ。このモードだと、長い曲を再生しながら今どの位置にいるかということが分かりやすいので、再生しながらコード進行をチェックしたりするときに便利なモードなんじゃないかなと思うよ。
(5) 「up to BASS」を選択してみてよ。今度はその下のBassパートのNotesを入力するセクションまでが表示されるでしょ。Bassのフレーズをまとめて入力したいときはこのモードを使うのがベストだと思うよ。余計な他のselector類が表示されないので見やすいし、まちがえて操作する心配もないからね。
(6) 最後に一番下の「FULL」を選んでみてよ。これはすべてのelementsを表示するモードだよ。普段はあまり使うことのない一番下の段の「number」elementsなどは「STANDARD」モードのときは非表示にしてるんだよね。最下段のelementsがどういう機能をもっているかはまた別の章で解説するよ。
(7) 1つだけ説明しておくと、一番右下の白いselectorはその小節の拍子(beat)を選択するよ。初期状態では「4」で4拍子になってるよ。これを変更するとその小節だけ3拍子、2拍子、1拍子に変更できるんだよ。それらを組み合わせて2小節まとめて扱うことで、5拍子、6拍子、7拍子なんかも表現することができるんだよ。テンポ変更と組み合わせることで、さらに複雑な使い方もできるんだよ。
(8) この「Display Mode」の状態も曲と一緒に保存されるので、自分が初期表示させたいと思う状態にしておいてからSaveTextBを表示させるようにすれば曲データに反映されるよ。よく考えられてるだろ。