(1) 曲の中の小節単位でloopさせることができるよ。A-Fの6つのループを定義することができるよ。
(2) 「LOOP MENU」をclickすると指定画面が開くよ。初期画面ではイメージしやすいようにダミーの数字が入っているけど、そんな風に小節番号が入って、repeat回数をselectするというわけだよ。ちなみに「1」回演奏はno loopで、「2」回演奏ではじめてloop 1 timeするという意味だよ。
(3) 指定のしかたは、各小節ブロックの「#1」のように小節番号が表示されているboxをclickして、そこにLoop Tagを直接inputするよ。小節番号は消しちゃってそこに上書きするよ。入力するLoop Tagは、「As, Ae, Bs, Be, Cs, Ce, Ds, De, Es, Ee, Fs, Fe」のいずれかだよ。sはstartの意味で、eはendの意味だよ。たとえば1-4小節をループしたいなら「#1」のboxに「As」を、「#4」のboxに「Ae」を入力するよ。
(4) boxに入力し終えてmouseで他の場所をどこでもいいからclickすると、Loop Tagを読み込むルーチンが作動して、「LOOP MENU」内のboxにタグが書き込まれた小節番号を自動的に表示するよ。上の例の場合、Asタグのboxに「1」が、Aeタグのboxに「4」が表示されるよ。そうしたら右側のselectorで演奏回数を「2」以上にしてやれば、もうこれでloop再生の指定が完了だよ。
(5) Loop Tagは入れ子構造にして使うことも可能だよ。たとえば、As--Bs-----Be--Ae というような順番でタグが並んでいて、それぞれ3回演奏を指定しているとするよ。Aループを3回繰り返す間、Bループもその都度3回ずつ繰り返し演奏するので、全体だとBは9回演奏されるということになるよ。実際には「AsBs」のように先頭タグは1つのマスに続けて書くことが多いと思うよ(able)。ただし、「e」のついたタグは「CeDe」のように続けて書くことはできないよ(unable)。
(6) このほか、特殊記号(Special Tag)として「Re」「End」も同様に打ち込むことができるよ。「Re」はその小節の演奏が終わると曲の先頭(top)に強制的に戻る(return)よ。「End」はその小節の演奏が終わると曲の演奏を終了(end)するよ。
(7) これらのTagとリピート回数はすべて曲データの内部に保存されるので、複雑な進行の曲も作って保存することができるというわけだよ。