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zkunがいろんなことを横書きするブログのようですw(含み笑)
2024年04月28日 (Sun)
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2014年03月29日 (Sat)
(1) 各小節ブロックのコード表示欄に「アルペジオ指定記号」を書き込むことにより、演奏するアルペジオパターンを直接記述することができるよ。

(2) コード表示に続けて「*」と英大文字4文字を続けて記述すると、「アルペジオ指定記号」として認識され、「その拍のみ」指定した音程をアルペジオ演奏するよ。コードを書かずに「*」からいきなり書いても認識されるように改良したよ。その場合、直近の有効なコードを対象に指定したアルペジオを行うよ。

(3) 英大文字はR, L, M, H, T, O, P, Q, I, U, V, W, J, K, Zの15文字。それぞれコード構成音とそのオクターブ上下の音になっているよ。詳しくはJamの画面下の手引きにのせているよ。Zは休符になるので、前の音が伸びたような感じに聴こえるよ。

(4) Pianoパートがアルペジオに指定してあると、基本的には「Arpeggio Pattern」selectorで選ばれているパターンを演奏するけど、有効な「アルペジオ指定記号」が記載されている拍があれば、その拍のみ「アルペジオ指定記号」に従って演奏するよ。

(5) たとえば上行のパターンを繰り返してるなかで、4拍目だけ下行で演奏させたいという場合に4拍目に「アルペジオ指定記号」を「Am7*OMLR」のように記述するといいよ。

(6) やろうと思えば、すべての拍に「アルペジオ指定記号」を記述して、コード構成音の範囲内にはなるけれど16ビートの任意のフレーズを演奏させることもできるよ。弾きたい音から逆算してコード指定を書くようにすれば、かなり様々なフレーズを弾かせることも可能だと思うよ。まあ、ふつうはKeyboardパートで打ち込みをしたほうが早いけどね。あえてPianoパートでそうすることにより、Keyoboardパートとオートベースのパートと、別々の単音弾きの三重奏を実現させることも可能だね。Recordingのパートも入れたら四重奏か。まあ、レコーディングはいくらでも重ね録り可能だから実質無制限かw

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2014年03月29日 (Sat)
(1) ドラム、ベース、ピアノに続く第4のパートとして「Keyboard Part」を使うことができるよ。

(2) ふだんは画面上部の鍵盤として表示されているパートで、右側のcheckboxをoffにすれば、PCのキーボードを鍵盤がわりにして演奏できるというものだよ。これの音色やパンなども、左上のミキサー表の「KB」という行で設定できるよ。演奏を終えたらcheckboxをonに戻しとかないと、ほかのキー入力ができなくなるよw

(3) さらには、PHRASE入力した音程でPLAYに参加させることもできるよ。PHRASEの入力方法は「Bass-Original Play」や「Phrase Editor」の章を参照してくれ。Bassで使うのと同じフレーズを共用して使うことができるんだよ。

(4) 使い方は、「Keyboard Part」を鳴らしたい小節ブロックの緑色のselectorを「+KB」という表示があるものに変更してやるだけ。ピアノパートの設定状態にあわせて3つの選択肢があるので、そのうちのどれか1つを選んでやればいいよ。

(5) 鳴らせるフレーズはモノモードになるので、和音は鳴らせないよ。その小節にPHRASEのデータが書き込まれていなければ当然鳴らないよ。あと、たとえば同じ第2小節で、ベースもキーボードも同じPHRASEのデータを演奏するということも可能だよ。まあ、音域が違うので聴きにくいかもしれないけどねw

(6) セレクタはピアノに間借りしてるし、演奏データの保存先はオリジナルベースと共用という、存在の主張がないパートだけど、その効果は絶大だよ。たとえばピアノやベースと同じ音色にして、それらが自動演奏できない旋律を補完して鳴らしてやれば、ものすごく気の効いた役割を果たすことにもなるよ。別の音色を足すのもいいけど、そういう陰のファインプレーとしても使うことができるとても便利なパートだと思うよ。

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2014年03月29日 (Sat)
(1) 「Arpeggio」が選ばれていると1拍あたり4音のアルペジオパターンでの演奏が繰り返されるよ。

(2) 「Arpeggio Pattern」selectorでどんなパターンで演奏させるかを選ぶことができるよ。基本的に拍の先頭は必ずRoot音で鳴らしているよ。2-4音目をどういう並びにするかが表示されているので、たとえば「Low-Mid-Hi」と書かれていれば、単純なCコードなら「ドミソド」というアルペジオが演奏されるよ。

(3) Randomの表示があるものは、セレクタの上から12個のパターンのいずれかを毎拍ごとにランダムに選んで演奏するよ。by2の表示があるものは2拍ごと、by4の表示があるものは4拍ごとにパターンを選び直すよ。

(4) 「GUITARIST」メニューでアルペジオに関する設定を変更することができるよ。「Arpeggio Velocity」では4音の強弱変化を指定できるよ。初期状態はすべてベロシティー100の同じ強さで鳴っているけど、個々に変えてやれば、ギターで弾いてるようなリアル感を出すことができるよ。

(5) その下の「Arpeggio Duration」では音の長さを指定できるよ。初期状態では2としてるので8分音符の長さで鳴らしてるけど、これを3や4に変更するともっと音が伸びてサスティンの効いた感じに聴こえるよ。1にすると細切れのデジタルな感じのフレーズに聴こえるよ。

(6) 自分でアルペジオパターンを作ることもできちゃうよ。「CUSTOM Arp」というメニューを開くと、ボタン操作で「Custom1」「Custom2」という2つのパターンを作ることができる画面が開くよ。ここで定義したカスタムパターンは自動的にシステムに組み込まれて使用できるようになるよ。「Arpeggio Pattern」selectorで「Custom1」か「Custom2」を選べば、そのパターンで曲の演奏が行われるよ。

(7) さらに秀逸なのが「Custom1+2」というのも選べることだよ。これは奇数拍では「Custom1」を、偶数拍では「Custom2」を演奏させるので、擬似的に8音のパターンのアルペジオを自分で定義して鳴らすことができるというわけだよ。

(8) さらにすごいのは、各小節ブロックのコード指定欄に「アルペジオ制御記号」を入力することで、個別に詳細な演奏指示を出すこともできるんだよ。これの詳細は第26章に書いているので読んでくれw

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2014年03月29日 (Sat)
(1) 「Chord」が選ばれているときは、各小節ブロック上のコード入力欄に記載されているコードを長音で鳴らし続けるのが基本動作だよ。

(2) 次になんらかのコードが書き込まれるまで長音で引っ張るので、オルガンなどの音色ならずっと鳴り続けるよ。逆にピアノのように減衰する音色だとすぐ聴こえなくなるので、拍ごとや小節ごとにあらためてコードを書き込んでやることで再び打鍵するよ。

(3) 単純に音を止めて消したい場合はコード欄に「X」を記載すると、コード演奏は消音するよ。この場合、オートベースも同時に消音するので注意が必要だよ。

(4) コード入力欄は各拍ごとにわかれているので、通常は拍単位での打音指定ということになるよ。ただし、「?」「!」という特殊記号をコード欄に入力すると、そこで指定されたコードを「?」だと8分音符で2回、「!」だと16分音符で4回連打してくれるよ。

(5) 「GUITARIST」メニューの一番下に「Chord Stroke Timing」という設定項目があるよ。これはギターを低音弦から高音弦へジャラーンと鳴らすときの発音タイミングの時間差を再現するものだよ。1-2-3-4 のように少しずつ第1音からのタイミングを遅らせてやればそれっぽくなるよ。これが有効になるのは各拍の先頭クロックだけだよ。つまり、連打記号で鳴らしてるときの追加のストロークでは反映しないよ。しつこくなり過ぎるからねw

(6) ほかにもコード欄では和音構成を指定する様々な記号が使えるよ。詳しくはJamの画面下の手引きを見てね。

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2014年03月29日 (Sat)
(1) 作った曲のデータはStandard Midi Fileとして書き出すこともできるよ。

(2) 曲のデータを編集していき、一度でも「PLAY」ボタンを押すとデータが更新されてSMFデータが作成されるよ。編集だけして「PLAY」ボタンを押していないと、その更新は反映されないので注意してよ。

(3) 「FILE MENU」の画面を開くと「SMF file DOWNLOAD」と表示された部分があるので、そこを右クリックすれば、ファイルダウンロードを選ぶことができるので、SMFファイルをおとすことができるよ。ダウンロードしたファイルは名称や拡張子が指定されていないので、任意の名前に変更し、「.mid」という拡張子をつけてやればSMFファイルとして認識されるようになるよ。

(4) なお、生成したSMFのイベントリスト一覧も見ることができるよ。同じ「FILE MENU」内にある「Display file」というボタンをクリックすると、画面右下方にMIDIイベントリストがトラックごとに並んで表示されるよ。結構「Note Off」が多めに生成されてるのは、内部ルーチンの都合上音が残ってしまわないようにする必要があるためなのであまり気にしないでくれw

(4) オプションとして「FILE MENU」の画面の右下にある2つのselectorが指定できるよ。上は書き出すファイルの書式を「FORMAT 1」と「FORMAT 0」のどっちにするかを選べるよ。下は書き出すパートをすべてにするのか、「Drums  & Bass」にするのか、「Drums」だけにするのかを選べるよ。なかなか高機能でしょ。

(5) Zkun JamではMIDIチャンネルは、Drumsが10、Bassが9、Pianoが8、Keyboardが7、 外部MIDI楽器が6、で固定しているよ。NSX JAMの場合は、Keyboardパートが無くなり、外部MIDI楽器が2チャンネル、ボーカルパートが1チャンネルとなっているよ。チャンネルを変えたい場合はほかのDAWソフトとかを使って変更してね。内部処理を少しでも軽くするためにチャンネルは固定で処理してるのでねw

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2014年03月10日 (Mon)

(1) 3連符について説明するよ。特別なメニューやボタンはないから、すべて既存の機能を組み合わせて利用するよ。


(2) 「DEMO SONGS」で「Black Demo」をclickするとスコアが展開されるので、「Play from」を「5」に指定して「PLAY」をclickしてみてよ。典型的な3連符のフレーズが始まるでしょ。


(3) 「Beats」が「3」にされているので基本的にこの曲の小節は3拍分の長さになっているよ。これを4連x3拍とみなすか、3連x4拍とみなすかは制作者が自由に判断すればいいということだよ。ただし、ArpeggioやAuto Bass Playは4連を基本に設計しているので、3連とみなしたときにそのまま使うのは無理があるよね。なのでここではPianoはChordを選択しているし、BassはOriginal Playを選択しているよ。


(4) Drumは一番自由に対応できるよ。「B」「B2」などのパターンは3連x4拍とみなしたパターンを打ち込めばいいだけだよ。selectorは4連セットなので、この場合はcheckboxを直接clickして打ち込めばいいよ。3連用のDrum Patternを作ったら「DRUM COOKIE」で保存しておくといいよ。4連用とは明確に使い分ける必要があるので、必要なときに呼び出せるようにしておくといいからね。


(5) では、Auto Bass Playは絶対に使えないかというと、工夫すればそうとも限らないよ。「DEMO SONGS」で「Red Demo」をclickしてみてよ。これも「Beats」が「3」の曲だよ。「Play from」を「top」で聴いてみてよ。


(6) Bassは「Auto Play」が選ばれているけど、アドリブっぽい感じでなかなか器用に演奏しているだろ? これはわざと発音タイミングが変則的な「Hits」ばかりを選択して、ジャストタイミング感の強いものを除外した上でRandomに選択させることにより、4連のリズムを感じさせる要素を無くして、3連でも特に違和感を感じないように仕込んでみたんだよ。こうすることで「Auto Play」も使えないことはないよ。まあ、かなりクセの強い演奏にはなるけどね。


(7) このほか、「Tempo Change」の章で説明したように、「3/4」などの特殊テンポ指定を使うことで曲の一部分でだけ3連符を使うこともできるよ。小節単位で一時的に拍やテンポを変更できるし、Auto Playを解除することもできるので、アイデアしだいでどのような譜面も表現することができると思うよ。

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2014年03月09日 (Sun)

(1) 11章で概略を説明したDrum Pattern Editorだけど、まだまだ説明していないことがいっぱいあるので、続きの説明をするよ。先に11章を見てから読んでね。


(2) まずは、Editor画面の基本的な操作方法から説明するよ。ドラム楽器の打音を書き込む方法は2通りあるよ。1つはcheckboxを個別にclickする方法。もう1つはselectorを使ってまとめて書き込む方法だよ。checkboxのほうは見てわかるとおり、checkすればその行のinstrumentがそのtimingで打音するよ。


(3) selectorは3つ1組になっているよ。left側が「dot A」、right側が「dot B」だよ。centerのが「mix pattern」だよ。「dot A」「dot B」はそれぞれ1拍(16分音符x4)内の打音patternを表しているよ。これを「mix pattern」の順番で4つ並べたものをその小節の打音パターンとして書き込むという仕組みだよ。複雑に感じるかもしれないけど、慣れれば便利な仕組みだよ。面倒だと思う人はふつうにcheckboxを1つずつclickして作っても全く同じことなので構わないよ。


(4) 左はしのDrum Patternだけyellow selectorなのに気付いてるかな? これだけ特別な機能をもっていて、横一列すべてのpatternに対して書き込みが行われるよ。これを使うと例えば「A, A2, Ax, Ay」に対して同じパターンの書き込みを一括で行うことができるよ。yellow selectorを使って「A」の骨格となるパターンをはじめに全体に書き込んで、後からcheckboxをclickして「A2, Ax, Ay」の変化を書き込むというのが最も効率のよい打ち込み方法だと思うよ。注意してほしいのは、後からyellow selectorを操作すると、すでに修正を加えた「A2, Ax, Ay」の個別の変化もすべて一律に上書きされてしまうということだよ。そんな場合もあるので、yellow selectorの機能をOFFにすることもできるよ。「DRUM MENU」を開くと「Yellow SW」というbuttonが下に表示されるので、それをclickするとyellow selectorのON/OFFが切替できるよ。


(5) 一番疑問に感じるのは、なんで右下に漢字2文字が表示されてるのかということだろうね。これは前後各8つのドットパターンを8bitの数字として認識させて、登録した256の漢字の中から番号指定で表示させているものだよ。漢字に慣れ親しんでいる我々日本人にとってはわずか2文字で16ドットのあらゆる打音パターンを表現できてしまうこと、また漢字だと印象に残りやすいのでよく使うパターンなどを認識しやすいというメリットがあると思い開発した機能だよ。Drum Patternを保存するときもこの漢字を使用しているので非常に簡潔な記述で表現することができ、そのおかげで16 Drum  Patternの全てのデータをcookieファイルのサイズに収めることができてるというわけだよ。


(6) 一番左端のセクションでinstrumentとvelocityを選択できるよ。初期状態では横一列すべてのpatternに対して変更が行われるよ。これが「to 4 bars」と上の黄色いselectorで表されている状態だよ。そのselectorを「to 1st bar」に変更すると、その列の左から1つ目のpatternだけに変更を行うことができるようになるよ。つまり、横一列すべて同じ設定にすることもできるし、すべて別々にすることもできるよ。なかなか高性能だろ? 指定したinstrumentとvelocityは漢字の左側のboxに表示されるので、どこにどのインスト番号がアサインされているかを確認することができるよ。まあ、あまり見やすくはないけどね。


(7) pink色のタイトルバーの左側にある「play」buttonをclickすると横一列のDrum Patternがループ再生されるよ。そのとき、Mixer表で指定したDrum Sound Programで音が出るし、「Tempo」と「Shuffle」も上段メニューで指定したとおりに再生されるよ。ここでのループ再生は変更がリアルタイムに反映されるので、プレビューを聴きながらパターンを作っていくことができるよ。なかなか快適な作業環境だろ?

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2014年03月06日 (Thu)

(1) 各小節ブロックに入力できるChord Nameの表記のルールを説明しておくよ。基本的には一般的に使われてる表記方法のとおりに打ち込めばだいたい認識するんだけど、一部注意してほしいルールもあるので覚えておいてほしいよ。


(2) まず、先頭にKey Noteを書いてね。「C, D, E, F, G, A, B」のどれかだね。#かbがつく場合は必ず密着させて入力してね。「F#」「Bb」のようにね。#とbのどちらを使って表記してもいいよ。Jamでは4和音との音量バランスをとる意味も含めて3和音の場合は1オクターブ上のルート音を足して鳴らしているよ。


(3) 調性記号として「m, sus4, sus2, 6, 7, M7, dim, aug, +5, -5」を使うことができるよ。これらは大文字小文字もこの通りに書いてね。Key Noteに密着させて書いてもいいし、スペースを挟んで書いてもいいよ。複数書くこともできるし、書く順番も自由だよ。

(4)付加音として「9, b9, #9, 11, #11, b13, 13」 が使えるよ。これらは括弧に入れて「(#9)」のように書くか、「add#9」のようにaddにくっつけて書くかしてね。また、「(9 #11)」のように括弧内にスペースを挟んで2つ書くということもできるよ。

(5) 分数コードを指定することもできるよ。「/」を入力し、それに密着させて分母になるNoteを入力してね。分母になるのはコードではなく、あくまでも単音だよ。「C/G」「F#/A」「Gb/Eb」のように書いてね。補助記号より前に書いても後ろに書いても認識するよ。「F#/A M7」「F#M7/A」でも効果は同じだよ。分母音は1オクターブ低い音が入るよ。


(6) 「X」だけをコード欄に入力すると和音無し(no note)になるよ。小節内の1拍目だけ「Am」を鳴らして2拍目以降は無音にしたい場合、2拍目に「X」を入力すれば、次にコードが入力される拍まで無音が続くよ。小節丸ごと無音にするなら「Piano Play Mode」で「OFF」を選べばいいけど、小節内で部分的に消音したいときは「X」を使えばいいというわけだよ。

(7) 特殊記号もいろいろ用意しているよ。Cコードに付けた場合で説明するよ。「t」は付加されたオクターブ上のルートを削除してドミソが鳴るよ。「n」はドミが鳴るよ。「k」はドミドが鳴るよ。「q」はドソが鳴るよ。「p」はドソドが鳴るよ。「w」はド・ド(オクターブ上)が鳴るよ。「z」はドが鳴るよ。これらの場合、それ以外の音は全て消えるよ。


(8) 「h」はルート音(または分母音)だけを1オクターブ上げるよ。「l」は逆に1オクターブ下げるよ。それ以外のコード構成音はそのまま鳴るよ。

(9) コードの転回機能もあるよ。「^」「^^」「^^^」「^^^^」「^^^^^」を入力すると、「^」の数だけコードの低いほうの構成音から順に1octave上へ転回するよ。逆に「v」「vv」「vvv」「vvvv」だと、4和音のコードの高いほうの構成音から順に1octave下へ転回するよ。5和音の場合は「o」を入力すると一番高い第5音が1octave下へ転回するよ。4和音を基準につくっているので、通常は「v」1つで最高音を転回させるように作っているので、第5音の下方転回だけ別の指定方法にしてるよ。Jamでは通常Cコードは低めで鳴り、Bコードはかなり高めで鳴るよ。この両者が連続していると高低差を大きく感じると思うよ。そこで「Bvvv」としてやれば響きが低音域に寄るので、Cとのギャップをあまり感じなくなるよ。



(10) 「?」「!」を入力すると、そのコードをそれぞれ8分音符、16分音符で連打するよ。「G7?」「Fdim !」のように書いてね。コードは通常4分音符以上の長さでストロークされるんだけど、これらを指定するとその合間に割り込んで演奏するというわけだよ。ただし、マシン環境によっては処理が重くなる可能性もあるので、無理っぽいようなら連打は使わないことだね。

(11) これらの規則が厳密にはどのようなルールで適用されて最大5音の和音構成音が決められているかは、Zkun Jam画面下の手引きに詳しく説明してるので、それも参照してくれ。




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2014年03月06日 (Thu)

(1) 各Partで使われる楽器の音色は、上段Menu左側のMixer表で指定されているんだけど、これまた各小節単位で一時的に音色を変更して鳴らすことができるようになっているんだよ。


(2) まずは「Display Mode」selectorを「FULL」に変更して、各小節ブロックの全てのelementsを表示してね。最下段に表示された6個のnumber elementsが「Sound Change」で使うものだよ。BrowserがSafariだとnumber elementsは表示できるんだけど、他のBrowserでは表示できなくて普通のtext boxになってるものもあると思うよ。その場合でも指定したい数字を直接inputすれば機能としては使えるらしいよ。動作確認はしてないけどね。


(3) pink色のnumber elementsがDrums用だよ。初期状態ではすべて「-1」になっているけど、これはMixer表に追従しているという状態を表しているよ。「-1」とは異なる数値にした場合に「Sound Change」が有効(active)になるよ。左側(left)で「Drum Set Number」を指定するよ。これはMixer表の中の「Sound Program」の列のselectorの中にnumberが表示されているから、それを参考にするといいよ。たとえば0が「Standard Set」、16が「POWER Set」というようになってるよ。右側(right)が「Expression」だよ。音色を替えたときに音量差が激しくてバランスが崩れる場合があるから、その調整をするために「Expression」もわざわざつけてるんだよ。Mixer表で各PartのVolumeを指定してるよね。それはここに対しても共通。Expressionが曲全体のデフォルトはExpression=110としているから、同じインスト番号を選択してそれよりも大きい値を入れれば単純な音量アップとしても利用できるよ。値は0-127の範囲で指定できるよ。-1だとMixer表追従になるよ。


(4) orange色のnumber elementsがBass用だよ。それぞれのPartごとにテーマカラーを決めてるのに気付いてるかな? ピンクがドラム、オレンジがベース、緑がピアノなんだよ。これも左側(left)が「Bass Program Number」で右側(right)が「Expression」だよ。Program NumberはGM準拠の音色番号を入力するよ。これは各自の音源しだいになるので、まあ自分で番号を調べて入力してくれよ。だいたいどれも一緒だと思うけどね。ちなみに初期状態のElectric Bass fingerは33番だよ。


(5) greenのnumber elementsがPiano用だよ。これも左側(left)が「Piano Program Number」で右側(right)が「Expression」だよ。ちなみに初期状態のHonky-tonk Pianoは3番だよ。一番先頭のAcoustic Grand Pianoを0番として数えるので注意してね。


(6) これらの「Sound Change」機能も、再生中に変更してもすぐには反映されないよ。いったん演奏をstopして、再度playしたときから反映されるよ。

(7) NSX JAMではドラムセットは1キットしか搭載されてないので変更はできないようだね。あと、ボーカルパートを緑色にしたので、ピアノパートは紫色に変更しているよ。

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2014年03月06日 (Thu)

(1) 曲全体の基本テンポは上段Menuの中の「Tempo」selectorで指定するけど、各小節ごとに一時的なテンポ変更もできるようになっているよ。


(2) 各小節ブロックの「Enter」buttonの下にある白いselectorが「Tempo Change」selectorだよ。初期状態は「---」と表示されていて、これは曲の基本テンポに追従することを意味しているよ。


(3) 「Tempo Change」selectorをclickすると中身を見ることができるよ。まずは下から説明すると「9-300」までの数字が表示されている行を選択すると、その数字どおりのbpmになるよ。これもその小節の中だけで、次の小節にうつると曲の基本テンポに戻るよ。


(4) 次は上から説明するよ。「3/4」「3/2」「3/8」はそれぞれ曲の基本テンポに対してその倍数分のbpmにするよ。曲の基本テンポが80だとしたら、それぞれ60, 120, 30になるよ。これをどう使うかというと、3連符・6連符で演奏させたい小節で使うよ。原理としてはbpm=80の4分音符は60/80秒=3/4秒の長さだから、それが4つで1小節となったら所要時間は4倍で3秒になるよね。今度はbpm=120の4分音符は60/120秒=1/2秒の長さだから、それが6つで1小節となったら所要時間は3秒になるよね。つまり、小節の所要時間を同じ3秒に保ったまま、音符4つのところを6つ詰め込める速度で演奏させることができるよ。小節の長さを「3」に変更して2つ並べてやれば、3連符を2回繰り返した演奏ができるというわけだよ。


(5) 「x3」「x2」は文字通り曲の基本テンポの2倍、3倍の速度に指定するよ。これを使うことで、通常16分音符の分解能であるところを「48分音符」「32分音符」の分解能であるかのように細かいフレーズを演奏させることが可能になるよ。ただし、Drum, Bass, Pianoのすべてのパートが倍速再生されてしまうので、専用のPatternを用意したり、そこだけ「OFF」にするなどの対策が必要になるから注意が必要だよ。あと、あまり速いbpmだとブラウザの再生速度が追いつかない可能性もあるので、無理のない範囲で使ってくれよ。まあ、スローテンポの曲でのみ使用するのが無難だろうね。


(6) 「R1」「R2」「R3」は特殊テンポ指定だよ。曲のEndingでTempoがだんだん遅く(slowly)なる様子を表現するよ。それぞれ遅くなり始めるtimingと遅くなる深さ(depth)が異なるので、実際に聴き分けてみて好みでいずれかを選ぶといいよ。かなりマニアックな機能でしょ。


(7) もちろん、この「Tempo Change」指定も曲といっしょにSaveTextBに保存されるよ。擬似的に3連符や倍の分解能を使ったフレーズを盛り込むことができるので、「どうしてもこれは外せない!」というキメのフレーズを入れるのに有効だと思うので大いに活用してくれよ。

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